高負荷対応撹拌棒、ご好評を頂いております


高負荷対応撹拌棒(特許取得済み:第5204344号)は、高負荷の環境下でも空回りをしない、PTFE製の撹拌棒です。

溝加工にストッパーを取り付けることによって撹拌棒の軸滑りを解消することができ、長時間の撹拌でも安心。お陰様で多くの引き合いを頂いております。

高負荷対応撹拌棒は過去にもメルマガで度々ご紹介して参りましたが、あまりメインでご紹介することはありませんでした。

少し前のメルマガで、高負荷対応撹拌棒の効果についての紹介動画を掲載致しました。

高負荷対応撹拌棒の構造・仕組みについては動画にて解説しておりますが、今回は動画ではお伝えしきれない点として実際にあった加工相談と対応事例をご紹介しようと思います。

 

なお、いずれも標準仕様から外れた特注仕様となりますので、まずはご相談から承ります。


高負荷対応撹拌棒のよくあるご依頼・ご質問

 Q1. オーダーメイドのサイズで製作できるか?

 

  可能です。

 

高負荷対応撹拌棒は、様々なフラスコのサイズに対応できるよう5種類の長さをご用意し

ています。ストッパー取付用の溝も10ミリ間隔で空いているのでストッパー位置を変えて長さ調整ができますが、どうしてもジャストサイズの長さにしたいという場合もございます。そのような場合でもオーダーメイドのサイズでの製作もお引き受け致します。ただし、あまりにも長過ぎる撹拌棒などはお引き受けできない場合がございますのでご了承ください。

 

その他、通常の撹拌棒の溝寸法では取り付けられない撹拌翼を取り付けたい場合には撹拌翼用の溝の幅寸法の調整をするといったように細かな寸法の調整もご対応致します。 

 Q2. 材質は変更できるか?

 

  可能です。

 

先々月のメルマガの内容とも重複しますが、高負荷対応撹拌棒はキャップ・ストッパー部を含めてSUSでも作成することが出来ます。過去あった事例としては、セラミック・ハステロイ・チタン等の撹拌棒を製作したこともございます。

 Q3. 既存の撹拌棒を高負荷対応用に加工できるか?

 

  可能ですが、物によっては出来ない場合もございます。

 

実験する上での都合などで「所持している撹拌棒の数を増やしたくない」「どうしても自前の撹拌棒を使用したい」といった場合もございます。材質や棒の長さによっては難しい場合もございますが、実は既にお客様で所持している他社製の撹拌棒に溝加工を追加することもお引き受けしています。

 

 

ただし、上記の場合ような加工失敗事例もございます。この場合、撹拌棒中央部の鉄心についていた樹脂コーティングが均一ではなかったため加工に失敗してしまいました。

 

「材質的には問題なくても加工してみると問題があった」場合もありますので、すべての撹拌棒で溝加工ができるかは保証致しかねます。


上記のような事例はあくまで一例です。高負荷対応撹拌棒に限らず、撹拌実験の環境に応じてほんの些細なお悩みでもお力添えを致します。まずは御見積・ご相談ください。


第26回インターフェックスWeekへ出展します。

会期:2024年6月26日(水)~6月28日(金)

会場:東京ビッグサイト

インターフェックスWeek


 

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( 2025/10/27 公開しました! )

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