私達中村科学器械工業では、”お客様の直接的なお困りごとの解決に向けたモノづくり”に力を注いでおります。
主に撹拌にまつわる実験のお悩み事に多く対応しておりますが、撹拌に限らず様々な実験上のお悩みの解決を目指しております。
今回のメルマガでは、お客様からいただいた要望をもとに生まれた製品のご案内を致します。
また、過去の製品事例をまじえながら、課題解決に向けたアイデアも直接お伝えしたいと考えております。
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翼形状が左右対称ではない撹拌翼です。
日頃から、「効率よく分散できる撹拌翼を作れないか」というご意見を多くいただいております。弊社でも日々撹拌翼の研究開発を行っておりますが、その中でたどり着いた形状の一つが非対称撹拌翼となります。
この非対称撹拌翼の技術そのものは公知の技術でしたが、機械工学系の考え方としては「軸部分の負荷がかかりすぎる」というご意見がある製品でもあります。
そのようなご意見も踏まえ、どのような形状が効率よく撹拌できるか?どこまで負荷がかかるか?等を実験をしながら検討し、日々研究を進めています。
非対称翼とは一言で言っても、形状が少し変わるだけで撹拌効率は変化します。
上記では傾斜パドル翼の非対称翼の写真を乗せていますが、アンカー翼でも非対称撹拌翼の構造検討を行っています。またいずれ、ご紹介できればと存じます。
フラスコ内の減圧をする際に圧力計は減圧ポンプ側についています。圧力計はねじに取り付ける製品で、通常ガラスの共通摺りに取り付けることはあまりありません。
フラスコの容器内がどれくらい減圧されているのかを目で確認できるようにしたいというヒントから誕生したのが、こちらのフラスコ圧力計アダプタです。
このアダプターを共通摺りに差し込みねじ固定することで、ガラス製品にも減圧計を取り付けられるようになります。
※ご使用の際には接続する機器の耐熱、耐圧性を十分ご確認いただき、適切な条件でご使用ください。
宙に浮いた撹拌子により、通常の回転子ではうまく混ざらない固液撹拌や粘度の高い液体をマグネチックスターラーで撹拌できるようになるfricco。
さまざまな用途に用いることができるこちらの製品ですが、元々はお客様の要望から生まれた製品でした。
当初のご要望は、密閉されたバイアル瓶で晶析操作をおこなう際に通常の回転子ではすりつぶしてしまうため、上部から混ぜられるような回転子が欲しいという内容でした。
今回ご紹介している製品は弊社で公開している製品のほんの一部です。これらの製品にご興味ございましたら、下記お問い合わせフォームよりご連絡をお待ちしております。
撹拌にまつわるお悩み・撹拌以外でも各実験操作にまつわる些細なお悩みを解決できましたら幸いです。
新しい製品のヒントだけでなく、既存製品の「ここを変えたらもっと使いやすい製品になる!」という嬉しい要望もお待ちしております。いただいたご意見につきましては、弊社にて検討させていただき、可能な限り形としてお見せ出来たらと思います。
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