(このページ及び紹介動画では主にUZU用トルク測定ユニットをメインにご紹介しています)
トルク測定ユニットは、撹拌機に取り付けることで撹拌にかかるトルクをリアルタイムで測定できる装置です。
トルク測定ユニットを接続することで、撹拌にどの程度のトルクがかかっているのかを波形で可視化することができるようになります。
トルク測定ユニットの使い方や機能をご紹介するために、先日動画を公開致しました。
今回の記事では、動画とあわせて動画内でご紹介しきれなかった部分を中心にお伝えします。
UZUとトルク測定ユニットの組付を行うのに、専用の機器や工具は必要ありません。以下の手順で簡単に取付が可能です。
UZU用トルク測定ユニットの取り付け方
①. UZUのモーターと隔壁をひねり、取り外す。
②. 隔壁の上からトルク測定ユニットをひねり、取り付ける。
③. トルク測定ユニットの上からUZUのモーターをひねり、取り付ける。
UZUのモーターと隔壁はねじ式で固定になっているので、ひねるだけで簡単に取り付け・取り外しが可能です。トルク測定ユニットも同様にモーターと隔壁の間にねじ式固定ができるので、1分もかからずトルク測定ユニットを組み付けることができます。
UZUにトルク測定ユニットを取り付けたら、あとは各種ケーブルを接続してください。
測定にはデータロガー(または専用ソフトをインストールしたPC)が必要となります。データロガーに関しては弊社でもお取り扱いしておりますので、お声がけください。
ところで、トルク測定ユニットをUZUのモーターと隔壁の間に組み付けた時、モーターからの動力はどのように撹拌棒に伝わるのでしょうか?
UZUのモーター・隔壁には磁石が入っており、モーターの動力はお互いの磁石のN極・S極が引き合うことで磁石を介して隔壁に伝えられています。同様にトルク測定ユニット側にも磁石が組み込まれているので、モーターの動力は磁石を介してトルク測定ユニットを超えて隔壁側まで伝えることができるのです。
なお、UZU用トルク測定ユニットはあくまでUZU専用となります。マイティマグシールや他社の撹拌機との接続は不可能ですので、ご注意ください。
ここまではUZU用のトルク測定ユニットをご紹介しておりましたが、一般的な磁気カップリングシール(弊社マイティマグシール 等)にもUZU専用とは別にトルク測定ユニットを用意しております。
UZU用のトルク測定ユニットと原理は全く同じで、モーターから伝わった動力を測定する仕組みとなっています。
こちらはUZU用のようにモーターと摺り部分の間に直接組み付けるのではなく、カップリングで磁気シールと連結させます。また、UZUに比べて検出できるトルク値が高くなっています(UZU用が最大0.5Nまで測定可能なのに対して、磁気カップリングシール用は最大2.0Nまで測定可能)。
UZU用のトルク測定ユニットとは違い、磁気カップリングシール用のトルク測定ユニットはモーターが別途必要となります。詳しい使い方は弊社までお尋ねください。
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(※上記サイトで掲載しているUZU用トルク測定ユニットの写真は旧デザインのものです)
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