「シーリングミキサーUZU」は、20Lの反応容器までであれば混ぜられることを展示会を通して確認しております。
今回のメルマガでは、20L反応容器での撹拌の様子をお見せします。
なお、弊社で用意しているセパラ容器は、「撹拌・混合技術とトラブル対策」の技術書に基づき撹拌対象の容積が縦横比1:1になるような形状で設計を行っております。
■ 用意するもの
・シーリングミキサーUZU UZ-SM2
・Φ10撹拌棒・撹拌翼(パドル翼)・Φ10専用中空シャフト ※
・UZ-SM2専用トルクメータ
・20L用セパラ反応容器
・水‥‥20L
・直径6mmプラスチック球‥‥20粒程度
実験環境は以下のとおりです。
|
容器サイズ |
容器内Φ 約287mm |
|
対象物 |
水 20L(粘度1mPa・s) |
|
撹拌翼形状 |
2枚パドル翼 |
|
撹拌翼位置 |
容器底面~撹拌翼下側まで 約130mm |
|
回転数 |
60~300 rpmの5段階(60rpm刻み) |
※軸ブレ軽減のためΦ10撹拌棒を使用しています。
Φ10撹拌棒・撹拌翼、Φ10専用中空シャフトは特注オプションとなります。
■ 検証方法
① セパラ反応容器内に水20Lとプラスチック球を入れる。
② Φ10撹拌棒・撹拌翼を取り付けたUZUを稼働させ、撹拌する。
60rpmから回転数を60ずつ上げていき、300rpmまでの5段階で水流を観察する。
③ UZU停止後、撹拌トルクの実測値と推算式(永田の式)を比較する。
▼ クリックすると拡大します
20Lの水を撹拌するのに必要な撹拌トルクは、300rpmの高速回転でも約0.1N・mでした。UZUの最大撹拌トルクは0.2N・mなので、上限トルクまではまだ余裕があります。
今回の検証では、180rpmまでは多くのプラスチック球が容器の底で水流に乗って回っており(共回り)、上下の水流の動きが少ないことがわかります。
また、回転数が上がれば上がるほど、中央に渦(ボルテックス)ができ水位が大きく上がっていました。300rpmの時には渦が撹拌翼の中央まで到達しており、その影響か撹拌トルク実測値は推算値より高い値が計測されました。これ以上回転数を上げると、推算値から更に大きくズレることが予測されます。
より液全体を効率よく撹拌したい場合には、邪魔板(バッフル)の追加や撹拌翼の形状・枚数を変えるなど撹拌条件の見直しが必要となりそうです。
今回の検証では大スケールでの撹拌を行いましたが、UZUは小スケールでも勿論撹拌を行うことができます。弊社では100mL用のセパラ容器もオーダー可能です。
先述のとおり、100mLセパラ容器も槽径に対する液の深さを1:1を意識して設計をおこなっています。
以前メルマガでも紹介致しました「紙製NMRチューブスタンド」をこの度販売開始致しました。
商品名も新しくなり、正式名称はNMRキャリスタとなりました。
WEB上の製品紹介ページではまだ未紹介となっております。より詳細な情報については追って紹介致しますが、サンプルのご希望のある方は下記フォームより是非お問い合わせください。
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。